就活生や就活を控えている学生にとって、どんなバッグを買えばよいか悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
私もその一人。就活用にビジネスバッグを買おうと思ったものの、就活のためだけにバッグを買うのはもったいないと思い、結局家にあったトートバッグで就活を乗り切りました。
女子学生がトートバッグを就活で使うのはよくあるケースですが、男子学生がトートバッグを持って就活をしているのを見たことがありません。
今回は私の経験から、男子学生がトートバッグで就活をするのはどうなのかを考えていきたいと思います。
トートバッグで就活するのはあり
結論から言えば、トートバッグで就活するのはなんら問題がありません。友達や親から突っ込まれたことはありませんし、面接や説明会でとやかく言われることもありませんでした。
ただし、私は以下のようなトートバッグを使用していました。
- 黒の無地
- レザー地(フェイクレザー)
- 自立する
実際に使っていたのがこれです。父親からもらったL. L. Beanのトートバッグですが、明らかに就活バッグの見た目ではないものの、スーツで持っても馴染むデザインです。このバッグのおかげで就活バッグに無駄金を使わなくて済みました。
トートバッグは容量が多く便利
よいことはお金の節約だけではありません。一般に就活生が使っているバッグは、A4ファイルを入れるためだけに設計されたような直方体をしており、紙類以外で収納可能なのはせいぜい折り畳み傘ぐらいでしょう。トートバッグは容量が大きいので、折り畳み傘にとどまらず、ペットボトルや着替えの服、シューズまで押し込めば結構入ります。夏の時期の就活は汗が気になるので、トートバッグに替えのシャツを入れ、面接会場の近くのトイレで持参したシャツに着替え、スッキリとした状態で面接に臨みました。面接の前後にジムに行くことも多々あったので、シューズが入るトートバックは非常に便利でした。
トートバッグのデメリット
面接で悪印象を与えてしまう可能性がある。この一点だけでしょう。しかしながら、上にあげたような無難なトートバッグを持っている学生に対して「こいつはなんて格好で面接に着ているんだ」なんて思う面接官がいるでしょうか。極めてレアケースだと思います。仮にがそんな面接官いたとして、それが原因で不合格になった場合、どう思いますか?
私ならこう思います
「そんなしょーもないことで落とす企業なんてこっちから願い下げだわ。」
業界によっては身なりの暗黙のルールがあるかもしれないのでこの限りではありませんが、あなたが受けようとしている企業の多くはそうではないと思います。バッグが周りの就活生と少し違うからって落とすような会社は、社内でもどうでもいいことに時間を割いているのでしょう。
悪目立ちせず常識の範囲内の格好をしていれば、就活時の服装はそこまで気を配る必要はないと思います。
常識の範囲内の格好とは
- スーツは黒、濃紺などの暗めの色
- ネクタイ・靴は派手すぎずスーツに合うもの
- バッグは黒で持ち手があるもの
といったものです。昨今、リクルートスーツを謳い、就活生に真っ黒のスーツを買わせようとするスーツチェーン店を散見しますが、スーツの色も別に黒じゃなくたっていいんです。むしろ濃紺の方が就活後も使いやすいのでオススメです。個人的に、黒のリクルートスーツに黒の就活用ビジネスバッグを持つ「THE・就活生スタイル」は嫌いでした。企業に媚びて、なるべく減点されないように繕うのは周りから見てなんだかダサい気がしません?
就活では何を身にまとっているかより清潔感の方が大事
これに尽きます。ボロボロの黒スーツに粗末な扱いで型崩れした就活バッグを持っている人より、綺麗でシワのない濃紺スーツに、汚れがなく丁寧に扱っていることが伺えるトートバッグを持っている方が印象は圧倒的によいです。
これから就活アイテムを揃えようと思っている人は、アイテムにあまりこだわりすぎず、買ったものを大事に扱って、清潔感のある大人な着こなしを目指していきましょう。 就活のためだけにアイテムを買いたくないと思う人は、私が持っているようないろんなシーンで長く使えるトートバッグを買うのも手ですね。
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