この記事は、
- 住民票の住所は兵庫県だけど、今住んでる都道府県(神奈川県)でパスポートの申請をしてきたよ
って話です。
どうやったら住民票の都道府県以外でパスポートを申請できる?
居所申請(きょしょしんせい)といって、今住んでいる都道府県の窓口でパスポートを申請できます。
住んでもいない都道府県では申請できないので注意してください。
パスポートの申請方法は、都道府県に関わらず日本国内ならどこでも一緒です。(細かい体裁は異なるかもしれませんが大筋は一緒)
必要なもの
以下のAとBが両方必要です。
居所申請しない人はAだけで大丈夫です。
詳細は自分が今住んでいる各都道府県のパスポートセンターのホームページで確認してください。(神奈川ならこちら 居所申請|神奈川県パスポートセンター公式サイト)
A. パスポート申請書類
パスポート申請書類は、居所申請をする人もしない人も皆必要な書類です。
申請は大きく、新規申請と切替申請に分かれます。
- 新規申請・・・パスポートを初めて申請する人 or パスポートの有効期限が切れた人用
- 切替申請・・・パスポートが有効期限内の人用
必要な書類(厳密には4,5は必要でない場合があるが、持って行くと安心)は、
- 一般旅券発給申請書(新規・切替用)× 1
- パスポート用写真(6ヶ月以内に撮影したもの)× 1
- 戸籍謄本・戸籍抄本(6ヶ月以内に発行されたもの)× 1
- 本人確認書類 ※新規申請の人のみ × 1
- パスポート ※持っている人のみ × 1
1の一般旅券発給申請書はパスポート窓口で手に入れられるので、申請しに行った日にその場で書けば大丈夫です。
234は事前に用意する必要があります。
B. 居所申請書類
学生が住民票と異なる都道府県でパスポートを申請する場合はAに加えて以下の書類が必要です。
- 居所申請申出書 × 1
- 住民票の写し(6ヶ月以内に発行されたもの)× 1
- 現住所が書かれた書類(学生証など) × 1
居所申請申出書は各都道府県のホームページで事前にダウンロードして記入ができます。
まとめると事前準備しないといけないのは3点
以上をまとめると、学生が住民票と異なる都道府県でパスポートを申請する場合、
事前に準備が必要なものは
- 戸籍謄本・抄本 + 住民票の写し を発行する
- パスポート用の写真を撮る
- 居所申請申出書を各都道府県のパスポートセンターのHPでダウンロードして記入する
これらの準備が終わり次第、必要なもの(A+B)に書いてあるもの全て(一般旅券発給申請書を除く)を持って、今住んでいる都道府県のパスポートセンターに行けばOKです。
実際にやってみた
再度言いますが私は、住民票は兵庫県にあるけど、今は神奈川に住んでいる学生です。
まず書類の準備
戸籍抄本
親にお願いして、兵庫県で戸籍抄本と住民票の写しを取ってきてもらいました。
自治体によっては県外でも取れたりするようですが、今回は親にお願いして郵送してもらいました。
パスポート申請をすることが決まり次第、早めにお願いしておくとGoodです。
パスポート写真
次にパスポート用の写真を撮りに近くのスピード写真機にいきました。
2年ほど前の写真ならあったのですが、「6ヶ月以内のもの」という記載があったのでお一応取りに行きました。
履歴書の証明写真より一回り大きいので、注意が必要です。
居所申請申出書
神奈川県の居所申請|神奈川県パスポートセンター公式サイトで居所申請申出書をダウンロードしました。
こんなのです
赤のところを書くだけでなのですぐに書き終わりました。
日付は申請日の日付、学校の所在地は自分のキャンパスの住所を書けばOKです。
パスポートセンター川崎支所へ
行き方
神奈川県のパスポートセンター窓口は横浜・川崎・厚木・小田原の4箇所あります。
私は一番近い川崎支所へ行きました。
川崎支所は徒歩7,8分のところにあります。北改札を出て左に向かいます。
右手にあるエスカレーターを降ります。
エスカレーターを降りてそのままずっとまっすぐ行くと青の看板があります。
看板の左にあるこの建物です。入り口から入って、二階にいくと
パスポートセンターの川崎支所があります。
川崎支所で一般旅券発給申請書を記入
着いたら職員の人が声をかけてきてくれて、5年用か10年用の申請書を記入するように言われました。
見本を見ながら各自で記入します。職員の人がそばにいるのでわからないことはすぐに聞けます。
パスポートというとどうしても出入国審査官を思い浮かべてしまい、パスポートの申請もおごそかな雰囲気なのかなぁと思っていたのですが、職員は優しいおばさんが多く丁寧に対応してくれました。
記入を終え、さてさて収入印紙(パスポート申請のお金を徴収する証票)を買おうかなーと思ったところ、収入印紙は受け取りのときに必要なようです
10年用だともろもろで16000円かかります。
パスポートの写真は切っていかなくても、職員の人は切ってくれました。
受付をして書類を提出
職員の人と書類を一緒に確認していきます。
「パスポートはいつ頃撮られましたか?」
不意に質問されてびびりましたが、二日前に撮りたてだったので余裕でした。
写真はちゃんと6ヶ月以内に撮ったほうがよさそうです。
パスポート引換証をもらっておしまい
最後にパスポート引換証をもらっておわりです。繁忙期ではなかったので、川崎支所についてから20分ぐらいで全ての申請作業を終えられました。
あとは指定された日以降に取りに行くだけです。
受け取りまでの日数は各パスポートセンターによって異なりますが、だいたい1週間程度だそうです。
感想:手間は思ったほどかからない
県外でのパスポートの申請ははじめてだったので不安でしたが、意外とスムーズに進み、特に問題なく終えられたのでほっとしました。
居所申請は普通のパスポート申請と比べて申請書類が増えるだけで、手間はあまり変わらないということがわかりました。
せっかくとったのでガンガン海外旅行していきたいと思います!
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