香港旅行で、中環エリアにあるミシュラン一つ星店「一樂燒鵝」に行ってきました!
そのときの様子をレポートしたいと思います。
一樂燒鵝(Yat lok Resutaurant )とは
香港の中でも特に近代化が進んでいるエリア「中環(セントラル)」にあるローストグースが有名な大衆料理店です。
中環は香港島にあるエリアの一つです。香港の代表的なエリアには、若者が集まり、ネオン光り輝く街「九龍エリア」と、ビジネスと政治の中心である「香港島エリア」があります。
中環は香港島エリアの中でも北部に位置し、九龍エリアからもアクセスが簡単です。
中環エリアの街並みはこんな感じ。
近代的なビル群と歴史を感じさせる建物が混在していて、独特の雰囲気があります。
のんびり散策するだけでも楽しめる街です。
お店の場所は、地下鉄中環駅から西へ徒歩5~10分ぐらい歩いたところにあります。
外観
お店の外観はTHE・大衆料理店といった感じで、ミシュラン一つ星(2015年)とは思えないような雰囲気を醸し出しています。
ミシュランの評価基準は、ミシュランのHPによると、
ミシュランガイドの評価は、下記5つの評価基準に基づいて行われています。この基準は世界共通です。
- 素材の質
- 調理技術の高さと味付けの完成度
- 独創性
- コストパフォーマンス
- 常に安定した料理全体の一貫性
その星の意味するところとは、
三つ星・・そのために旅行する価値のある卓越した料理
二つ星・・遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理
一つ星・・そのカテゴリーで特においしい料理
・・・とのことです。
つまり、「ローストグースのお店の中で特に美味しい店」という評価がミシュランによって下されています。
大衆料理店でありながらミシュランの星を獲得できたのはコストパフォーマンスが評価されているのでしょう。
訪れたのは、9月上旬の日曜17時半ごろ。
事前情報によると、店前に行列ができることもあるとのことでしたが、運が良かったのか時間帯がよかったのか、並ばずにすんなりと入れました。
店内
雑多な雰囲気で、現地のおばちゃんがせっせと仕事をこなしています。
周りを見渡した限りでは、観光客だけではなく現地の人も食事をしているようにみえます。
厨房にはおじちゃん。手慣れた手つきで注文を次から次へとさばいていきます。
壁にはずらりとメニューが貼られています。
メニュー
壁に書いてあるメニューは中国語で読めないので、おばちゃんに英語のメニューをくれと英語で言うと持ってきてくれました。
1HKドル=14~15円なので、メニューは700円〜2500円ほどで非常にリーズナブル。
今回はRoaster Goose Chest with RIce ($61)を注文しました。
似たようなメニューが多いのですが、ローストグースが人気とのことなので、ローストグースと書いてあり、かつ安いものを注文しました。
待つこと3分….。
ついに登場しました。これがミシュラン一つ星を獲得したローストグースか!
見た目はとてもシンプル。白米の上にたれのかかった鴨が乗っているだけです。
味は…
あまっからくて美味しい!!
ですが、特筆することがないと言いますか、まぁこんなものなのかといった感じです。
米の量も多くはなく、男の人であれば少々物足りなさを感じると思います。
友人はRoasted Goose with RIce(58$)を頼んでいたので、少し交換していただきました。
皮が香ばしくてこちらも美味でしたが、骨が多くおかずとしては物足りない肉量でした。
ものの数分で完食。
とても美味しかったものの、
「これは美味しい!さすがミシュランの味だ!また行こう!」
と思える店ではありませんでした。。
そりゃあ万人の味覚に合う料理なんてあるはずがありませんよね。
しかしながら、そのコストパフォーマンスはさすが。
きっと、地元の人から根強い人気を誇るローストグースの店なのでしょう。
- 香港の地元民に愛される店の味・雰囲気を味わいたい
- 安くておいしいローストグースを食べたい
- ミシュラン一つ星に行ってみたい
- 話のネタとして使いたい
…といった人は、香港に来た際は1度訪れてみてはいかがでしょうか。
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